ワンストップ特例とは?申請方法・期限・注意点を完全解説【2026年版】
確定申告不要でふるさと納税の控除を受けられるワンストップ特例。申請書の書き方・提出方法・期限を初心者向けに解説します。
この記事のポイント
- ✓申請期限は寄付した翌年1月10日(必着)
- ✓対象は「給与所得者で5自治体以下の寄付」のみ
- ✓確定申告をする場合はワンストップは不要(二重申請に注意)
ワンストップ特例制度とは
ワンストップ特例制度とは、ふるさと納税を行う際に確定申告をしなくても税控除を受けられる仕組みです。自治体に「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」を提出することで、翌年の住民税から控除されます。
ポイントは、所得税ではなく住民税のみから控除される点です。確定申告で控除する場合は所得税と住民税の両方から控除されますが、最終的な節税額は同じになります。
ワンストップ特例が使える条件
ワンストップ特例が利用できるのは以下の条件をすべて満たす場合です。
① 給与所得者(会社員・パート等)であること 自営業者や給与所得以外の収入がある方は確定申告が必要なため、ワンストップ特例は使えません。
② 確定申告の必要がないこと 医療費控除・住宅ローン控除等で確定申告を行う場合は、ワンストップ特例は使えません(確定申告でまとめて申告します)。
③ 寄付先が5自治体以下であること 1月1日〜12月31日の1年間で、寄付する自治体が5箇所以内である必要があります。同じ自治体への複数回の寄付は1自治体としてカウントします。
申請書の提出方法
STEP 1:申請書を入手する 寄付後、自治体から「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」が郵送されてきます(一部サービスはオンライン申請も可)。
STEP 2:申請書に記入する 氏名・住所・マイナンバー(個人番号)・寄付金額等を記入します。マイナンバーの記載が必要なため、マイナンバーカードまたは通知カードを用意しましょう。
STEP 3:本人確認書類を同封する マイナンバーカードのコピー、または通知カード+運転免許証等のコピーが必要です。
STEP 4:自治体に郵送する 翌年1月10日(必着)までに各寄付先の自治体へ郵送します。複数の自治体に寄付した場合は、それぞれの自治体に個別に送付が必要です。
よくある失敗と対処法
失敗①:申請期限(1月10日)を過ぎた 期限を過ぎた場合は確定申告(3月15日締め切り)でふるさと納税の控除を申告できます。申告書に寄付金の控除額を記載し、寄付受領証明書を添付しましょう。
失敗②:引越して住所が変わった 寄付後に引越した場合、申請書の住所変更が必要です。多くのサービスでオンライン申請に対応しており、変更手続きが可能です。
失敗③:確定申告とワンストップを両方やってしまった 確定申告をした場合、ワンストップ申請の効力は無効になります。確定申告書にふるさと納税の控除を記載していれば問題ありませんが、記載忘れに注意しましょう。
まとめ
ワンストップ特例は、給与所得者で5自治体以下への寄付なら確定申告なしで控除が受けられる便利な制度です。期限は翌年1月10日(必着)。年末にギリギリで寄付した場合は申請書の郵送スケジュールに余裕を持たせましょう。確定申告が必要になった場合は、ワンストップ申請に頼らずにまとめて確定申告で申告するのが安全です。